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【シニア犬】包皮炎の特徴と治療法│体験談も紹介

闘病記録
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こんにちは、ゆうです!

もうすぐ14歳のゴールデンレトリバーと暮らしています。

愛犬のちんちんからおしっこでない何かが出ているのを見たことはありませんか?

もこ
もこ

ちんちんから変なのが出ているモコ

気になるモコ~💦

もしかしたら、昨年の春もこが罹患したのと同じ包皮炎かもしれません。

💡本記事の内容

  • 包皮炎とは
  • 包皮炎の治療
  • もこの体験談

ちなみに、わが家では包皮炎は抹茶ミルクと呼ばれ親しまれています。

包皮炎とは

包皮炎とは、陰茎を包む包皮粘膜の炎症です。そのため、オスにしか発症しません。

犬の包皮にはもともと多くの細菌が常在していて、健康なときは悪さをしません。

しかし、傷を負ったり不衛生な状態のまま放置すると、細菌が過剰に増殖し炎症を引き起こします。

症状は以下の通りです。

  • 包皮から黄色や緑色、クリーム色の膿のような排出物が見られる
  • 陰茎を気にしてよくなめている
  • 包皮が腫れている

ごく軽度の炎症であればよくあるもので、治療の必要がないことも多いです。

ですが、まれに包皮炎を原因として重い感染症に掛かる場合があるようです。

軽症であっても、一度動物病院の先生に相談することをお勧めします。

包皮炎の治療法

包皮炎は軽度であれば治療は必要としません。

ただ、進行すると、細菌が尿道口から膀胱へと上がり膀胱炎を引き起こすことも。

かなり気にするようになり、排尿にも影響が出る例もあるのでその場合は治療が必要になります。

一般的な治療法は以下のものになります。

  • 包皮内の洗浄
  • 抗生剤の包皮内への投与
  • 抗生剤(内服)
  • 外用薬(抗生剤の軟膏など)

包皮の先に長い毛が生えている場合は、細菌が繁殖し包皮炎になりやすくなることもあります。

包皮周辺の毛を短くすることで予防になる場合があります。

もこの体験談

発覚は13歳の春

ある日、朝起きて散歩に行こうとすると、もこのちんちんからぽたぽたと薄緑色の液体が、、、

もこは至って元気そうで早く散歩に連れていけと言った様子でした。

しかし、ひと月前に胃捻転にかかり一命を取り止めたばかりのタイミング。

仕事を休んで慌ててかかりつけの動物病院へ。

「ちんちんから抹茶ミルクみたいなのが出てて」と相談すると、

動物病院の先生はあっけらかんと、

「包皮炎だね~。薄緑色のは膿であふれてきているんだよ。老犬には免疫力が落ちてよくあるものだし、季節性のものだろうから心配しないで大丈夫。」と言っていました。

命に係わるものではないと聞いてほっと胸をなでおろしました。

それから、約半年

それからもこは手術や病気など忙しい日々を過ごしていました。

気が付くと半年ほどたっていますが、変わらず包皮炎は改善しておらず膿が出ています。

もう一度、動物病院で相談すると、

「悪化しているわけではないから気にしなくても大丈夫だけど、気になるなら洗浄をしてみよう。」

となり、消毒液とシリンジを処方していただきました。

もこの包皮炎治療

処方していただいた消毒液でちんちんを洗っています

洗い方は、

  • 寝ている状態のもこのちんちんの下にペットシーツを敷く
  • シリンジに消毒液を取る(大体半分5mlくらい)
  • ちんちんの先から消毒液を注入
  • もみ洗いして中の膿を洗い流す
  • 何度か繰り返す

洗っている最中は特に嫌がることもなく、少し気にするくらいです。

まとめ:気になる症状があったら動物病院へ!

包皮炎は命にかかわるような病気ではありません。

しかし、稀に尿路感染などの併発があるようなので、かかりつけの動物病院へ相談をしましょう。

もし、洗浄の必要があるようなら、もこの治療を参考にしてみてください!

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