こんにちは、ゆうです!
もうすぐ14歳のゴールデンレトリバーもこと暮らしています。
もこは去年の三月に胃捻転を発症しましたが、夜間救急にかかり一命をとりとめました。
その後は再発防止ため生活の中でいろいろな工夫をしています。
胃捻転に気を付けたいいけどどうすればいいの?
実際にもこのしている胃捻転対策を紹介するから試してみてほしいモコ!
※ちなみに、もこは予防の胃固定術はしておりません。
高齢犬のため開腹手術を行うリスクも高いため、今後も未実施予定です。
💡本記事の内容
- 胃捻転の概要
- もこの胃捻転対策5選
胃捻転の概要
胃捻転は正式には『胃拡張・胃捻転症候群』という名前の、原因不明の病気です。
シニア犬や胃の深い犬種に起こりやすい、致死性の高い病気です。
発生機序は何らかの原因で胃が大きく膨らみ胃がねじれることで、血流不良が発生しショック症状を引き起こし死に至ります。
もこの胃捻転予防対策5選
1.フードを水でふやかしてからあげる
2.高カロリーなフードに変更する
3.空気を飲み来ないように工夫する
4.ご飯を食べた後に運動しないようにする
5.水分を取りすぎないようにする
1.フードを水でふやかしてから食べる
ドライフードは満腹感が得られるように水分を含むと膨れるものが多く、2~3倍ほどになるものもあります。
慌てて食べて胃の中で膨張してしまうと過剰な胃拡張を引き起こし胃捻転の原因になってしまいます。
そのため、もこはドライフードを水でふやかしてから食べています。
食事回数は朝昼晩に一食を1時間置きに半分ずつ食べているので、一日六食食べている形です。
早食いも胃が膨れてしまう原因になるため、スプーンで少量ずつ与えるようにしています。
2.高カロリーなフードに変更する
食べる量が増えるとそれだけ胃が膨らんでしまいます。
そのため、高カロリーなフードに変更し食べる量を減らせる工夫をしました。
現在食べているのが、ELMOのラム・ライス&ポテトで、カロリーは402kcal/100gです。
ELMO エルモ 成犬用 ラムライス&ポテト 3㎏
ホームセンターに売っているフードは300~350kcal/100gが多いことを考えると高カロリーです。
また、おやつも消化によく、胃に残りづらい素材のものを選んでいます。
3.空気を飲み来ないように工夫する
空気を飲み込むことを『呑気(どんき)』と言います。
様々な理由で胃の中に空気を取り込んでしまうことも、胃が膨らんでしまう要因になります。
胃に空気を取り込んでしまう原因は、
- 早食い
- 激しいパンティング
- 高すぎる食事台
など様々です。
早食いは上記したように食事の際に少量ずつスプーンで上げることで対応。
パンティングは冷房で気温が高くなりすぎないように工夫。
食事台は合う高さのものが見つけられず自作しました。
4.ご飯を食べた後に運動しないようにする
食後の胃に食べ物が入った状態での運動も胃捻転のリスクとなります。
朝晩の食事の前に、散歩に出かけることを徹底しています。
また、消化機能は副交感神経が優位な時に活性化します。
寝ていたりリラックスしているときに副交感神経は優位になるため、食後はできるだけ興奮させずゆっくりと過ごせるように注意しています。
5.水分を取りすぎないようにする
水分のがぶ飲みでも胃が膨れてしまうことがあります。
特に食後の水分の飲みすぎは胃の中のフードを膨らませてしまうリスクがあります。
もこは日中留守番するときは給餌機からドライフードを食べているため、特に気を付けています。
留守番中の水の量は300mlほどにして、フードをふやかす分の水分やそのほかの飲み水と合わせて、2ℓ弱で納めるようにしています。
まとめ
もこの胃捻転予防対策を5つにまとめて紹介してきました。
胃捻転は処置が遅れると致命傷になりかねない怖い病気ですし、処置自体も大半は大手術になってしまいます。
かからないのが一番なので、参考にしていただいて胃捻転になる子が少しでも減ると幸いです!
出来ることからでいいから、少しずつやってみてほしいモコ!
もこの経験を生かしてもらえるとうれしいモコ!
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