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長年の友、犬の外耳炎の話 ~もこの場合~

闘病記録
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たれ耳犬の宿命、外耳炎ともこがどう付き合ってきたのかお話します

外耳炎とは

耳の穴の入り口から鼓膜の手前までの皮膚に炎症が起きるで、犬や猫によくみられる病気です

たれ耳の子や皮膚の弱い子がかかりやすいとされています

症状が急激に悪くなる急性のものと、徐々に悪くなって長い経過をたどる慢性のものがあります

もこは慢性の外耳炎です

もこの場合

比較的若いころから外耳炎とはお付き合いをしてきたそうです

右耳が特にひどく皮膚が赤くなっています

動物病院の先生曰く鼓膜の手前にしこりがあり、耳垢がたまりやすいためよくなりづらいようです

動物病院の先生には一生付き合っていく病気だといわれました

もこの様子

普段から耳をかゆがる様子があります

・ご飯を食べ終わった後に壁に耳をこすりつける

・横向きに寝たときに床に耳をこすりつける

・前足で耳を掻こうとする

よく見かけますが、あまり搔きすぎると耳が腫れぼったくなってしまい治らなくなります

都度止めてあげるのが飼い主の役目です

また、耳自体は臭いが強く耳垢がどろりとした液体状になっています

もこの治療法

一生付き合っていく病気なのですべてよくなる方法はないそうです

※一応鼓膜の手前のしこりを取ると改善が見込めるそうですが、耳を切開する大手術になるそうです

 当然全身麻酔になりリスクが高くなります

 命にかかわる病気ではないので対処療法が良いといわれました

そのため対処療法が基本になります

もこの場合、とてもひどいわけではないので、 毎日の耳掃除+点耳薬 が治療です

ひどくなってくるとステロイドなどの飲み薬も必要になります

長く飲み続けると副作用が怖いので、悪化しないうちは点耳薬を使う予定です

もこの耳掃除の仕方

アルコールの入っていない赤ちゃん用おしり拭きを使って耳掃除をしています

おしり拭きに耳洗浄液を染み込ませ耳の穴の汚れを拭き取ります

使っている耳洗浄液 匂いが独特だけどよく取れる

一度で取り切れないので何回か行います

耳の皮膚は薄いためあまり強くこすってしまうと、痛めてしまいますので注意が必要です

また、耳掃除はめっちゃ嫌がるので撫でながら行うと少し気がまぎれるようです

拭き掃除で見える部分がきれいになったら点耳薬を入れます

もこの使っている点耳薬 

引っ越してからお世話になっている先生のアドバイスで点耳薬を変えました

前のお薬よりさらりとした液状です

耳に入れた後の頭ブルブルで耳全体に広げる狙いがあるそうです

大体この薬で4滴前後耳に入れて完了です

耳掃除のあとには頑張った分おやつをあげてねぎらいます

がんばったね、もこ!

耳掃除後のもこ

表面はだいぶすっきりとして耳垢の匂いがなくなっています
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