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【シニア犬】適切な散歩の距離・時間・頻度は? コツや注意点を解説

生活の工夫
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こんにちは、ゆうです!

もうすぐ14歳のゴールデンレトリバーもこと生活しています。

若いときと比べると犬も人間も運動するのは億劫になるものです。

若いときはあんなに好きだった散歩なのに嫌がるようになった

嫌がってるのに無理に散歩に連れて行ったら可哀そう

もこ
もこ

もこも足が痛くて歩きたくないときがあるモコ~

そんな方に向けて、シニア犬の散歩についてまとめました。

💡本記事の内容

  • シニア犬に散歩は必要?
  • シニア犬の散歩の時間、距離、頻度、コツは? 
  • シニア犬の散歩での注意点

そもそもシニア犬に散歩って必要?

結論:必要です

歩きたがらない高齢の愛犬を見て、可哀そうだからと散歩に連れ出さない方もいるかもしれません。

ですが、歳をとった愛犬が散歩をしぶっても、工夫をして連れ出してあげたほうが健康を保てます。

シニア犬の散歩の3つの効果

シニア犬になっても散歩様々な効果があります。代表的なものを3つ紹介します。

  • 運動効果
  • 認知機能の維持
  • ストレスの軽減

運動効果

普段寝ていることの多いシニア犬にとって散歩は貴重な運動機会です。

散歩を行うことで筋力の維持に加え、関節可動域の維持、血行促進効果などが期待できます。

肥満予防、糖尿病予防、消化器症状の改善などたくさんの病気予防が期待できます。

認知機能の維持

人間と同じように犬も加齢とともに認知機能は衰えていきます。

犬は散歩の際に匂いや音、足の裏からの感覚、外気温などたくさんのことを感じ取ります。

それによって脳神経系が賦活し、認知機能の維持に役立ちます。

ストレスの軽減

ストレスの解消に散歩をはじめとした運動が効果的なのは若い子もシニア犬も同じです。

室内で寝ている時間が長い分、外に出られないことに強いストレスを感じる子もいます。

犬のストレスに関する研究でも、散歩を行っていることが低ストレスの要因と証明されています。

シニア犬の散歩の時間、距離、頻度、コツは?

シニア犬にとって散歩が大事といっても若いころに比べて歩くのは大変になっています。

体調も崩しやすくなっているため些細な変化にも注意が必要です。

散歩の時間

愛犬の大きさや年齢により変化しますが、若いころのように30分や1時間では疲れてしまいます。

10分程度を目安に、調子に合わせて愛犬の望む時間一緒に歩きましょう。

ただし、頑張り屋な子や我慢強い子は飼い主に無理をして飼い主に合わせようとしてしまいます。

注意深く見守ってあげましょう。

散歩の距離

時間内に帰ってこれる距離を心がけましょう。

長い距離歩いてしまうと、途中で疲れてしまい帰る元気がなくなってしまいます。

無理に歩かせようとすると、散歩を嫌がるようになってしまい逆効果になってしまいます。

散歩の頻度

時間や距離が短い分、頻度を増やしてあげることがお勧めです。

元々散歩回数が少なく長い距離を歩いていた子であれば2、3回に分けてあげると良いでしょう。

散歩のコツ

シニア犬は疲れやすいので散歩の間で休憩を入れてあげることが大切です。

高齢になると足の筋力が弱ってしまうため、転びやすくなります。

そんな時は、首輪よりハーネスの使用が効果的です。

ハーネスにつないだリードを短めに持つことで、転びそうになった愛犬の体を支えることができます。

加えて、老犬は肉球も硬化しやすく、出血しやすくなってしまいます。

靴の利用や肉球のケアで、肉球のけがを防ぐことも大切です。

シニア犬の散歩での注意点

シニア犬にとって散歩は危険を伴うこともあります。

事前に注意をすることで愛犬が快適に散歩を行うことができます。

  • 時間の確保
  • 準備運動
  • 気温や天気のチェック
  • 散歩ルートの確認
  • 散歩後の食事や給水
  • 緊急時の対応も忘れずに

時間の確保

シニア犬の散歩は若いころのようにスムーズにはいきません。

疲れて立ち止まったり、方向を見失って逆走したりと歩く距離に対して時間のかかるものです。

散歩の際にはまとまった時間を確保し、たっぷり愛犬との散歩を楽しみましょう。

準備運動

シニア犬は寝ている時間が長いため関節がこわばりやすくなっています。

また、神経の圧迫によりナックリング(つま先立ち)が生じることもあります。

そのため、散歩前には足のマッサージがお勧めです。

こわばった関節をほぐし、足に感覚刺激を与えることで神経の賦活の効果も期待できます。

気温や天気のチェック

シニア犬は若いときに比べて体温調整が苦手になり、暑さや寒さに弱くなります。

気温や天気をチェックし、少しでも快適な時に散歩に出かけることを心がけます。

また、洋服やネッククーラーなどを利用し、愛犬の体温調整の手助けをしましょう。

ただし、洋服を着ることで足を動かしづらくなってしまい、歩くのを嫌がる子もいます。

愛犬の様子を良く観察しましょう。

散歩ルートの確認

筋力低下などを原因に、若いときは平気だった坂道や些細な段差で転んでしまうことがあります。

あらかじめ負担の少ないルートを選んでおくことも快適に散歩をするためには必要です。

また、シニア犬は視力も低下し、暗い道は先が見通せず不安になることがあります。

夜の散歩では明るい道やライトの工夫をすることで安心して歩くことができます。

散歩後の食事や給水

散歩後に食事や給水をする習慣のあるシニア犬は多いですが、これも注意が必要です。

散歩で興奮した状態では交感神経が優位となっているため、胃や腸がうまく働かない場合があります。

散歩後は少し落ち着いてから食事や水を与えるように心がけましょう。

緊急時の対応も忘れずに

シニア犬には注意をしていても散歩時に急なけがや病気が起こることがあります。

そんな時に対応ができるように、スマホや現金は持ち歩くと良いでしょう。

緊急時にはすぐにかかりつけの動物病院に掛かれるようにしておくと安心です。

まとめ

人と同様犬も年を取ると若いころより歩くことが大変になります。

ですが、犬にとって散歩は大事な運動や楽しみの機会です。

また、飼い主とコミュニケーションをとる大切な時間でもあります。

年をとっても工夫をしながら、楽しく散歩を続けていきましょう!

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