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【シニア犬】グレインフリー・グルテンフリーって健康に良いの?

生活の工夫
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こんにちわ、ゆうです!

もうすぐ14歳になるゴールデンレトリバーもこと生活しています。

先日もこのおやつを買う際のことです。

ゆう
ゆう

グレインフリーとかグルテンフリーって実際何が体にいいんだろう?

昨年、もこは胃捻転を経験しています。

胃捻転の体験談はこちら

それからは消化に悪いことを理由に小麦入りのおやつを避けていました。

しかし、具体的に何が体に悪いのかわからなかったので、今回のまとめを作成しました。

💡本記事の内容

  • グルテン・グレインってなに?
  • グルテンフリー・グレインフリーのメリット 4選
  • グルテンフリー・グレインフリーのフードやおやつを与えるときに気を付けたいこと

そもそもグルテン・グレインってなに?

グレインは穀物、グルテンは小麦

グレインは穀物全般のことです。

しかし、犬のフードにおいては米、小麦、大麦、オーツ、トウモロコシなどを指しています。

これに対し、グルテンは小麦を始めとした、麦類に含まれるたんぱく質のことです。

グレイン(穀物)という大きなくくりの中の、グルテン(小麦)と考えるとわかりやすいですね。

なぜ、犬のフードにグレインやグルテンが含まれるのか

答え:穀物が肉や魚より安価だから

成分表示は含有量の多いものから記載されています。

安価なフードほど成分表示を見ると、一番初めにコーンや小麦、米などの表記があるものが多いです。

もちろん安価と言っても市販されているフードの多くは栄養バランスの整ったものとなっています。

対して、穀物や小麦を取り除いたグレインフリーやグルテンフリーのフードは高価な傾向にあります。

元々犬の祖先のオオカミは肉食であり、犬も肉食よりの雑食とされています。

グレインフリーフードは食べる習慣のなかった穀物を含まないのほうが犬に負担が少ないのではという考えから生まれました。

それでは、値段が高いグレインフリーやグルテンフリーの方が健康に良いのか?

一概にそうとは言えません。メリットも多いですが、デメリットも存在します。

グレインフリーやグルテンフリーのメリット 4選

まずはグレインフリーやグルテンフリーフードのメリットの解説です。

  • 消化に良く、腸内トラブル防止の効果が期待できる
  • 毛つやが良くなる
  • 肥満防止に役立つ
  • アレルギー対策になる

グレインフリーフードは消化に良く、腸内トラブル防止の効果が期待できる

穀物は腹持ちがいいと聞いたことはないでしょうか。

この腹持ちが良いは裏を返せば、消化に時間がかかるということです。

グレインフリーフードはこの穀物を含みません。

肉などの動物性タンパク質がメインとなるため、消化に良いフードだと言われています。

毛ツヤが良くなる

犬の被毛の主成分はたんぱく質です。たんぱく質が不足してしまうときれいな被毛は作れません。

そのため、良質なたんぱく質を十分摂取することが、毛ツヤを良くする条件となります。

グレインフリーのフードは主成分が肉や魚となるため、良質な動物性たんぱく質を十分摂取できます。

肥満防止に役立つ

人間の食事でも小麦は血糖値を上げやすく、内臓脂肪を付けやすい食べ物と言われています。

同様の効果が考えられるため、グルテンフリーのフードであれば肥満防止の効果が期待できます。

アレルギー対策になる

すべての犬ではありませんが、グルテンに対するアレルギーがある犬がいます。

アイリッシュセッターで好発とされていますが、ほかの犬種でも起こる場合があります。

アレルギーが起きてしまう場合はグルテンフリーのフードが必須となります。

グレインフリーやグルテンフリーで気を付けたいこと

グレインフリーやグルテンフリーは良いことばかりではなく、注意点も存在します。

  • 高たんぱくとなりやすく腎臓病のリスクがある
  • グレインを取り除くことで、食物繊維が不足する可能性がある
  • グレインの代替品である豆類には肝臓病のリスクがある

高たんぱくとなりやすく、腎臓病のリスクがある

グレインフリーのフードは穀物を取り除いた分、肉類の割合が高くなります。

その際に気を付けたいのが動物性たんぱく質の過剰摂取。

過剰摂取が続くと、腎臓での血液ろ過機能に負担がかかります。

この状況が続くと血液のろ過機能がうまく働かなくなる、腎不全を発症してしまいます。

グレインを取り除くことで、食物繊維が不足する可能性がある

腸内細菌の栄養源となるでんぷんや食物繊維を豊富に含んでいる穀物は腸内を整える働きがあります。

グレインフリーのフードでは穀物が取り除かれるため、食物繊維が不足しがちです。

食物繊維が不足することで、腸内環境が悪化し下痢や便秘を起こしやすくなってしまいます。

グレインの代替品である豆類には肝臓病のリスクがある

上記のように肉類が多すぎるとよくないため、たんぱく質を調整するために豆類が使われます。

豆類は食物繊維を多く含み健康的に思えますが、胃腸や肝臓に負担のかかる成分を多く含みます。

そのため、豆類が多く含まれるフードを食べ続けると肝臓病のリスクが高まります。

まとめ:何事もバランスが大切

グレインフリーやグルテンフリーのメリットや注意点をまとめてました。

メリットは良質なたんぱく質が摂取できることですが、気を付ける点もたくさんありました。

もこが今食べているフードはラムと米が主原料のものです。

これに替えてから、食後のおなかの膨らみが減ったり、便の硬さが安定しています。

犬も人間と同じでバランスよく栄養を摂取することが大切です。

グレインフリーやグルテンフリーは何となく体に良さそうな気がします。

しかし、何となくに惑わされず、愛犬にとってほんとに良いものを選びたいですね。

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