こんにちは、ゆうです!
もうすぐ14歳のゴールデンレトリバーもこと生活しています。
毎年暖かくなってくると必要になる愛犬のフィラリア予防。
なぜ、皆さん毎年フィラリア予防が必要かご存じでしょうか?
うちの子薬嫌いなのよね~
毎月お薬を飲ませるのは大変だわ
必要なのは知っているけど、必要な理由はわからないな
そんな方に向けて、フィラリア予防についてまとめました。
💡本記事の内容
- 予防が必要なの?
- 予防法や予防期間は?
- もこの使っている薬を紹介
フィラリア症には予防が必要なの?
結論:絶対に必要です。
フィラリア症は放置すれば死に至る重篤な病気です。必ず予防をしましょう!
そもそも、フィラリア症とは?
フィラリア(犬糸状虫)という寄生虫が、蚊を媒体として犬の体に寄生したことにより起こる病気です。
主に心臓に寄生するため、悪化時には症状は心臓病の症状が出ます。
症状
- 元気がなく、食欲不振
- 乾いた咳
- 呼吸困難
- 腹水による腹部膨満
- 尿が赤くなる
最終的には心不全や多臓器不全を引き起こします。
予防法や予防期間は?
一昔前は犬の死因トップの病気でしたが、予防薬によりほぼ100%予防可能な病気となっています。
予防法
予防薬の投与により予防をします。
予防薬の種類
- 錠剤
- おやつ(チュアブル錠)
- 滴下薬
- 注射剤
錠剤
一般的で値段が安いのが最大のメリット。
薬が苦手な子には使いづらい。
おやつ(チュアブル錠)
チュアブル(咀嚼)を前提に作られている。
おやつに薬成分を練りこんでいるので薬が苦手な子でも使いやすい。
錠剤よりもやや高め。食物アレルギーがあると使えない。
滴化薬
薬効成分の入った液体を首の後ろの皮膚に塗って使用するタイプ。
薬嫌いな子や吐き癖のある子にも確実に使用できるのがメリット。
使用後すぐにシャンプーをするのはNG。
注射剤
一年間効果のある注射剤もあるため、頻度が少なくてよいのがメリット。
体重に対して注射量がふえるので成長期の犬には向かない傾向。
注意!予防薬が使えない犬も!
シェルティーやボーダーコリー、シェパードのようなコリー系統の犬は要注意!
フィラリア予防薬の成分に弱い子もいます。
かかりつけ医に必ず相談しましょう!
予防期間
住んでいる地域によって異なりますが、関東では5月~11月が一般的です。
しかし、沖縄など気温が高い地域は通年の予防が必要なため、お住まいの地域の確認をしましょう。
フィラリアの予防薬は駆虫薬で、寄生したフィラリアが成虫になる前に飲む必要があります。
そのため、蚊の出始めた1か月後~蚊のいなくなった1か月後まで投与します。
成虫になったフィラリアには薬が効かないため、毎月投与では必ず投与する必要があります。
投与を忘れて一か月開けてしまうと予防効果がなくなってしまいます。
投与前の検査
フィラリア予防薬は、その年の投与前に検査が必要です。
万が一、フィラリアに感染した犬に予防薬を投与すると重篤なショック症状を起こすことがあります。
近年の気温の変化や屋内で越冬し繁殖した蚊による感染リスクもあります。
必ず動物病院で検査を受けてから、投与開始しましょう。
もこの薬紹介
もこはミルベマイシンを使っています。
ノミ・マダニ混合薬も検討しましたが、シニア期に新しい薬を試すことはリスクです。
そのため、若いころから使っているものを使い続けています。
まだ、早めですが保険の意味も込めて、もこは今日(4月8日)から飲み始めました!
注意!ネット通販薬
ネット上で安いフィラリア予防薬を見かけたことはありませんか?
フィラリア予防薬は日本では薬事法上、要指示薬とされており獣医師の処方なしでは入手できません。
しかし、海外では通販で購入できるため、個人輸入したものを販売することは可能となっています。
つまり、ネット上で販売されているものは、個人が輸入したものを転売している可能性が高いです。
確かに通販のフィラリア予防薬は安いですが、毎月飲まないと効果がない薬です。
もし、個人輸入している薬が偽物であった場合、フィラリア予防ができなくなってしまいます。
また、フィラリア予防薬は処方前に検査が必要ですし、投薬に注意が必要な犬種もいます。
輸入薬を否定はしませんが、リスクがあることの理解が必要です。
まとめ
フィラリア予防の季節がやってきました。
お薬さえきちんと使えれば確実に防げる病気です。
お住まいの地域のフィラリア予防期間を確認して動物病院に相談に行きましょう。
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